【ユーザーインタビュー】左右差を受け入れ、我慢することが当たり前になっていた片足が解放された感動 | 株式会社DIFF.

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【ユーザーインタビュー】左右差を受け入れ、我慢することが当たり前になっていた片足が解放された感動

こんにちは!ビジョン「足が喜ぶ、あしたをつくる。」を掲げ、シューズ片足購買サービスの運営を行うDIFF.の山崎です!

今回は、DIFF.サイトがオープンした翌朝に購入してくださったお客さま第一号の林さんにお話を伺いました。

プロフィール

 林さん
 現在、京都にある一般企業で事務職(障害者雇用)として勤務。
 病後、左半身に麻痺症状が残り、左足に装具を付けて生活。
 症状を抱えながら仕事を続け、資格取得やボランティア活動もおこなっている。
 DIFF.サイトを通じてシューズを購入してくださったお客さま第一号。

探して、試して…たどり着いたベストな選択肢「DIFF.」

–DIFF.を知ったきっかけを教えてください。

知り合いのFacebook投稿を見て知りました。たしか…販売開始のお知らせをしていたDIFF.からの発表をシェアした知り合いの投稿がタイムラインに流れてきた、という感じだったと思います。

–DIFF.の第一印象を教えてください。

少し私の話をしますね。私は左足に装具を付けているので、右足と左足とでは同じサイズの靴を履けません。右足は23.5cm、左足は24.5〜25cmの靴を履いています。2足買って片方ずつを履き、履かない方は捨てるというのはしたくなかったので、自分の足に合った靴はないかと常に探していました。
そんな折にFacebook投稿を見かけ、「これだ…!」と思いました。まさに、私が求めていたのは(片足ずつ別サイズの靴を購入できる)DIFF.だと。サイトを拝見し、すぐに購入しました。

病気になる前から、パンプスやヒールを履くことは少なく、動きやすい靴を好んで履いていました。病後は左半身麻痺になり、医師からは「装具は手放せなくなるだろう」と言われました。「もう今までのような生活はできないのかな」と思っていたところ、理学療法士から「普通の靴でも履けるものはあるから探してみたら?」と言われたのです。

はじめは装具を付けた足でも履けるように幅のある靴を探して、装具を付けた足で初めて履いたのはニューバランスのウォーキングシューズでした。履きたいデザインの靴があっても、高さや幅がないものは諦めました。介護/リハビリ向けシューズを履いてみたこともありました。正直、私にとってはデザインがあまり好みではなく、積極的に履くことはありませんでした。

さまざまな靴を試し、次第に慣れてきて、サイズだけではなくデザイン等も含めて自分に合った靴を探していたところ、DIFF.との出会いがありました。私が知る限り、一般的な靴を用いてこういうこと(=左右別サイズで靴を購入すること)ができるのはDIFF.しかないんじゃないですかね。他にみたことはありません。

以前は足のサイズの左右差に対応するために、装具を付けた左足に合わせたサイズの靴を1足購入し、右足にはインソールなどを用いて履いていました。DIFF.で購入した靴が届いてからはインソールなど不要になり、毎日左右の足にピッタリの靴を履いて生活ができています。

我慢をさせてきた片足が解放された感動

–購入の決め手を教えてください。

同じように思う方もいると思うので、正直に言いますね。値段だけで見ると、リーズナブルな靴であれば2足買えるほどの値段だと思います。ただ、私は購入を躊躇することはありませんでした。

今の私にとってこれ以上ない機能とデザインでしたし、DIFF.の企業活動が今後も続いて、私も引き続き自分の足に合った靴を使って生活をしていきたいと思うと「これからも残り、続いてほしい」と感じていました。少し言い換えると、「推す」ような気持ちも込めて購入を決めました。

–利用してみて、いかがですか。

購入してから、毎日履いています。今までは左足に合わせて靴を選んでいたので、右足に違和感がありました。DIFF.で購入した靴が届き、履いた瞬間、本来の右足のサイズ感を思い出し、ハッとしました。

「右足にぴったりフィットしてる。すごい。久しぶりの感覚。そっか…右足にはずっと我慢をさせてしまっていたんだよね。両足に合った靴を履けるって、こんなに嬉しいんだな」

そんなふうに思いました。(これまでの我慢から右足が)解放された感覚、と言えば伝わるでしょうか。介護/リハビリ向けの靴ではなく、一般の、ミズノの靴を履けていることの喜びもありますね。

第一号 お客さまと聞く、サービスの裏側

清水:
林さんが1人目のお客様として購入いただくまでは、正直なところ…「本当にこのサービスに賛同してくれる人がいるだろうか」と不安な気持ちになることもありました。林さんが購入してくれたことで自信が生まれ、今も前進できています。

株式会社DIFF. 代表取締役 清水 雄一
1988年生まれ。2012年 ミズノ株式会社に入社。新規事業プログラムの運営に従事。2022年11月出向起業。大企業挑戦者支援プログラム「CHANGE by ONE JAPAN」ファイナリスト。経済産業省/JETRO主催次世代イノベーター育成プログラム『始動Next Innovator2021』シリコンバレー選抜。

林:
私は、まさにDIFF.のようなサービスを待ってましたよ。でも、今までそういうサービスがなかったというのは何か理由があるってことですよね?

清水:
まず、多くの人が関わり、100年以上も作られ続けてきたシューズ業界にはこれまでの慣習・構造があるんです。例えば、これまでの靴は1ペア=1品番として管理されています。そこに対してあらゆる工程が紐づいているため、この品番管理方法を変更することが難しいという現状があります。もし片足ずつ管理しようとなれば、右足・左足・両足の3つの品番が必要になり、それだけ労力も増えることになります。こうしてみると、なかなか誰か1人の一声では変えることが難しい背景があることが伝わるでしょうか?

林:
よくわかりました。DIFF.は、なぜその状況の中でこのサービスを形にできたんですか?

清水:
こちらのプレスリリースにも書かせていただきましたが、DIFF.は片足品番管理方法を自社で編み出しました。メーカーから仕入れ、片足品番に振りかえるという流れを半自動でできるようにしたんです。物流に詳しいメンバーに力を借りながら、試行錯誤を続けてようやく完成した仕組みです。

林:
そんな苦労があったんですね。これからも「応援」の気持ちも込めて愛用・購入させていただくので、ぜひ頑張ってください。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

今回は、DIFF.サイトがオープンした翌朝に購入してくださったお客さま第一号の林さんにお話を伺いました。

購入を検討されている方がいれば、ぜひご自身の購入にあたり参考として本記事を見ていただけますと幸いです。

▼シューズ販売ページ
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