メンバーインタビュー vol.2|左右別のシューズで熊本城マラソン優勝!ランニングを研究する東大院生ランナーは、なぜDIFF.へ? | 株式会社DIFF.

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メンバーインタビュー vol.2|左右別のシューズで熊本城マラソン優勝!ランニングを研究する東大院生ランナーは、なぜDIFF.へ?

こんにちは!「足が喜ぶ、あしたをつくる。」左右別サイズを実現する、シューズ片足購買サービスの開発をしているDIFF.の目黒です!

今回は、DIFF.で働くメンバーをご紹介します。DIFF.メンバーとの出会いやシューズとの思い出などをインタビューしました。第2回のメンバーは古川 大晃さん。(以下、古川くん)

東大院生でありながらランナーとしても好成績を残す古川くん。DIFF.へジョインした想い、左右別でのシューズ購入を心から願う背景について語っていただきました。

プロフィール

古川 大晃(ふるかわ ひろあき)

熊本県出身。熊本大学、九州大学大学院を経て現在は東京大学大学院に在学中。研究のテーマは「ランニング中に生じる他者との協調運動」。

陸上関連の人との繋がりも多いので休みの日はよく飲み会に参加している。人と飲むお酒が好き。よく飲むのは梅酒やハイボール。

愛用しているシューズは、ナイキのヴェイパーフライNext%(右足)・アシックスのメタスピードスカイedge(左足)。

古川くんのX(旧Twitter)はこちら⬇️
https://twitter.com/Furukawa_Hiroak

【古川くんの直近の成績】
全日本大学駅伝2017-2019 日本学連選抜チームで出走
熊本城マラソン2018、2019、2023 優勝
板橋シティマラソン2019 優勝
北海道マラソン2023 8位入賞
西日本インカレ2019 男子10000m 優勝
箱根駅伝2022、2023 関東学生連合チームに選出

古川くんの執筆記事:「足のタコや痛みは靴選びで予防。自分に合った靴選び 4つのポイント

ランニングを研究する東大院生ランナー

–はじめに、古川くんのことを教えてください!

出身は熊本県で高校卒業後は、熊本大学、九州大学大学院に進学。現在は東京大学大学院に在学中です。走ることに関する研究と陸上競技(長距離)に励む日々を送っています。

他にも大学院生にとってのインターハイとも言える陸上競技全国大会の企画運営もしています。

DIFF.では、自分の経験や研究を活かし、「足のタコや痛みは靴選びで予防。自分に合った靴選び 4つのポイント」の執筆も担当しました!

–研究内容とは?

現在は、「ランニング中に生じる他者との協調運動」をテーマに研究を進めています。

僕が陸上競技を始めたのは高校生からなのですが、当時今よりももっと速く走りたいと競技力の向上を考え、法則を見つけていました。

その中でも「人と一緒に走ると、1人では出せないパフォーマンスが出せたり楽に走れたりする」という現象に興味を持ったんです。

–そんな古川くんのランニングルーティンは?

ベースとしては、マラソンの時期は朝起きて20キロ、夕方10キロっていうのがルーティンです。ただ毎日ずっと同じトレーニングをやってるわけではありません。

トラックシーズンとロードシーズンというのがあってシーズンごとにメニューは変わります。ロードシーズンは冬期のメニューでマラソン大会に向けた走り込みになります。

一方トラックシーズンは秋口に開催される5,000mや10,000mのトラックレースに向けた直前2ヶ月のメニューといった感じです。

–マラソンの練習というと過酷なイメージです…。実際は?

そのイメージの方は多いと思います。実際は、陸上の長距離練習の8、9割はジョギングなんですよ。

きついランニングをするのではなく、ゆっくり地道なランニングをたくさん継続して取り組んでいます。ジョギングを毎日続けつつ、僕の場合は週に2回ほどはインターバル練習を追加するスタイルです。

インターバル練習というのは、きついランニングと楽なジョギングを交互に繰り返すもので、例えば1㎞をほぼ全力で走って200mゆっくりとジョギングする。これを5〜10回繰り返すという様な練習です。

シューズ×古川|左右別のシューズで走り好成績を出し続ける

–走る上で欠かせないのがやはりシューズですね。古川くんが愛用しているシューズは?

僕は左右で異なるシューズを愛用しています。右足にナイキの『ヴェイパーフライNext%』、左足はアシックスの『メタスピードスカイedge』です。

この組み合わせで走ったレースで優勝できたり自己ベストを出せたりなど、うまく走れています。

–左右別のシューズを愛用している理由を教えてください。

ここ数年間、足の感覚的な左右差に悩んできました。

あくまで感覚なのですが、地面を踏みしめる時、右足は出力し切るまでの時間が比較的早いのに対して左足は遅く、タイムラグがある感じです。

もっと感覚的に言えば右足は「ポンッ」と素早く地面を押せるのに対して、左足は「ベタッ」と時間がかかるイメージです。

–いつ頃からその悩みを感じていたのですか?

2019年の始め頃です。この頃から左足の前ももや裏もも(ハムストリングス)の疲れやすさが気になり始めました。

2020年の福岡国際マラソンを走った時に、左足だけがひどく疲れて上手く動かなくなってしまい、大失速をしたこともありました。

–当時の古川くんはどんな対策をしていたのでしょうか?

ランニングフォームを試行錯誤したり、左右差を減らす筋トレに取り組んだりしてきましたが、左足の違和感は改善しなかったんです。この違和感に関しては諦めて走ることにしていました。

–諦めていた時期があったのですね。左右別のシューズを履く発想のきっかけは?

2022年1月、レースに出る前日に「どのシューズで出走しようか」と考えていた時、ふと思い立って試してみたのがきっかけでした。最初のきっかけはふとした思いつきだったんです。

実際に、右足にナイキのシューズ、左足にアシックスのシューズを組み合わせて履き、軽く走ってみると、両足同じシューズよりもうまく推進力を得られている感じがありました。

左足の「ベタッ」とした感じに、硬めのアシックスのシューズが合っていると感じたんです。

–ぴったりの組み合わせを見つけるのに時間がかかったのでは?

実は一番最初に試したのが、今愛用している組み合わせだったんです!引き当てました(笑)。

他の組み合わせも一通り試してみたのですが、やはりこの組み合わせが一番しっくりきました。ちなみに、左右を入れ替えてはダメなんです。

古川くんが持っているシューズを並べてもらいました。

–ランナーとしてのこれからの目標もお聞かせください。

やはり自分が感じている左右差が無くなって、違和感なく自由に走りたいです。

しかし、これは自分の特性だと受け入れて、シューズを左右で変える方法も利用しながら、もっと走力を磨いていけたらと思っています。そしてゆくゆくは箱根駅伝を走りたいですね。

DIFF.×古川|だから私はDIFF.メンバーになりました

–DIFF.との出会いは?

僕は元々両足違うメーカーのシューズを履いてレースに出ていて、それなりの結果を出していたので、X(旧Twitter)で少し注目を受けていました。

左右別のシューズを履いていることが代表の清水さんにも届いてDMをいただいたのが最初のきっかけです。清水さんと話した時の景色は今でも鮮明に覚えています。

最初にオンラインでお話を聞く機会をいただいた後に、対面でお会いして一緒につけ麺を食べて(笑)。帰り道でDIFF.を一緒にやらないかとお誘いいただいてメンバーになりました。

–DIFF.の魅力的な部分、共感したポイントは?

やはり「左右別サイズでシューズを買える次の時代の新しい常識をつくる。」このテーマは魅力的です。

僕自身がランナーとして一番左右別サイズでシューズが購入できたらいいのにと思っている当事者だからこそ、DIFF.の取り組みに共感できたのだと思います。

DIFF.との関わりがいを感じるのはどんなときですか?

左右別々のシューズを買えるという次の常識に向けて、微力ながら自分も関われているというのが何よりも嬉しいです。

一つの仕事としては、足に合わないサイズのシューズを履くデメリットを科学的知見に基づいてブログにまとめました。その中で、足サイズの左右差に応じて左右別サイズのシューズを履く意義を示せたことはよかったです。

研究のリサーチ力が生かせたので関わりがいがありました。

–これからDIFF.でやってみたいこともお聞きしたいです!

DIFF主催のランニングイベントの企画が出ているので、その企画・運営スタッフをやりたいです。DIFF.主催イベントの広報活動も自分の温度感でやっていけたらと思っています。

また、足とシューズのサイズのミスマッチがどれほどパフォーマンスに影響があるのかも検証していけたらなと考えているところです。

–最後に、メッセージをお願いします!

DIFF.にジョインしてから、自分の想像を超える多くの方が足のサイズの左右差に悩まれていることを知りました。

ぜひ一緒に、左右別サイズでシューズを買える次の時代の常識をつくっていきましょう!今後のDIFF.の活動にご注目ください。

まとめ

今回はDIFF.メンバーの古川くんをご紹介しました。ランナーとして足の悩みを抱えながらも感覚的な違和感を解消すべくシューズを左右別で試したところ見事フィット。常識に捉われない発想こそが、今の古川くんに繋がるターニングポイントだったのでしょう。

DIFF.が作る左右別サイズを実現する、シューズ片足購買サービスの開発には、古川くんのような柔軟な発想や当事者ならではの視点こそ欠かせないものです。

古川くんをはじめ、DIFF.メンバーは経験も職種も多種多様です。メンバーの多様性は「違いは個性」であり、DIFF.の特徴です。これからも一丸となって「足が喜ぶ、あしたをつくる。」を新しい当たり前を作っていきます!次回のメンバーインタビューもお楽しみに。

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