DIFF.1周年記念!“いい靴の日”に代表インタビュー記事公開|創業一年目の喜びと苦労 | 株式会社DIFF.

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DIFF.1周年記念!“いい靴の日”に代表インタビュー記事公開|創業一年目の喜びと苦労

こんにちは!「足が喜ぶ、あしたをつくる。」左右別サイズを実現する、シューズ片足購買サービスの開発をしているDIFF.の目黒です!

2023年10月26日にDIFF.は1周年を迎えました。節目となるこの日に、代表の清水へインタビューを行うイベントを開催しました。

1年間のDIFF.の取り組みとその裏側について、清水が語るリアルなエピソードをご紹介します。

2022年10月26日に創業してから1年。これまでさまざまな出来事がありました。

最初の1足目が売れた喜び

4月26日に販売を開始し、明朝に初めてDIFF.から1足のシューズが売れました。自分の足に合ったシューズが履きたいとDIFF.でシューズを購入してくれるお客様の存在を通して、「DIFF.が作りたいサービスは世の中で求められているのだ」と初めて実感できた瞬間でした。

清水:最初の1足が購入されたとき、朝の時間だったので私はまだベッドの上でまどろんでいたんです。通知が来て一瞬で飛び起きて、リビングにいた家族のところに駆け寄り「1足目が売れた!!」と興奮冷めやらぬ状態で話したのを覚えています。あの瞬間はこの先もきっと忘れられませんね。

その直後、私は最初のお客様へメールをお送りし、シューズ購入の経緯についてお話を聞きたいと連絡をしました。

電話でお礼やご不安な点がないかなど伺うことにしたものの、電話を鳴らす間は興奮からだったのか妙に落ち着かなくて。部屋中をウロウロしながら、林さんが電話に出られるのを待っていました。電話に出てくださった林さんから「シューズが届くことを楽しみにしています」と言っていただけて。購入していただいた喜びが増すだけでなく、DIFF.のサービスに自信を持つことができました。そして早く林さんの左右の足にピッタリのシューズを届けて差し上げたいと胸が高鳴っていました。


お客さま第1号の林さんとの対談の様子は下記記事で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。

裏側には“品番管理の難しさ”があった

創業からシューズ販売開始までの半年間。ユーザーにシューズを届けるためのシステム構築に非常に時間をかけてきました。

DIFF.のサービスを作り出す上で最も大きなハードルとなったのは、「1ペア1品番」という現在のシューズの管理方法でした。シューズ業界では製造から物流、販売管理まですべて「左右両足セット」という管理です。皆さんが手にされるシューズは、型を抜いて製造ラインに入るタイミングから箱に詰められて販売されるまで、1ペアで動き続けています。そのため、品番も左右両足セットの1ペアに対して付いています。

「左右別サイズでの販売」にはどのような管理方法が必要なのか、清水に聞いてみました。

清水:「左右別サイズでの販売」の実現には、片足の品番管理が必要となります。従来のシューズの管理体制では、左右別サイズでの販売はできませんし、この新しい管理方法をメーカーや小売店だけで行うというのは非常に骨が折れる作業です。

販売する時に「品番を変えて売る」だけならいいのですが、シューズの管理体制は物流生産〜販売まですべてひとつの品番で管理されています。そのため、新しい管理方法を行うには製造から物流すべてのラインを変えていかなくてはなりません。さらに、シューズの製造現場は全部人力なんです。まだまだオートメーション化しきれていない部分が多いことも、片足の品番管理を難しくさせる要因といえますね。

こういった背景から「左右別々にシューズが買えたらいいよね」と考えることはあってもなかなか実行されずにいました。それをDIFF.が管理して変えていく。新しい当たり前の実現のための裏側では、品番管理体制がかなり肝になっています。

同じ志を持つメンバーや関係者との出会い

DIFF.が困難を乗り越えていく力になったものについて清水に聞いてみました。

清水:左右別シューズの販売をDIFF.と同じように考えて取り組みをされている人や小売店の方との出会いは力になりました。たくさん支えていただきました。

神戸にある小売店のヤノスポーツさんはDIFF.の考えに共感して実証実験を一緒にやろうと言ってくださいました。また利用している足型計測サービス『SureFIT(シュアフィット)』を提供している株式会社ニューワールドカンパニーさんからは、事業的サポートをしていただいています。国内のさまざまな場所で、個々に取り組んでいる方々との出会いを今後も輪になって広げていきたいですね。

あとは、メンバーのみんなと家族。まだサービスも確立していないタイミングでも、共にDIFF.を作り上げようと奮闘してくれているメンバーのことは心から尊敬しています。私には子供が2人いるのですが、妻はこの状況の中でよく私にトライさせてくれているなと常々感じています。気持ちが切れそうになっても「まだ頑張ろう」と気持ちを持ち直せてこれたのは、周りの存在も欠かせないものです。

2年目は販売モデルの拡充と領域を広げていく

販売を開始した1年目。そして2年目は、DIFF.をより多くの方へ知ってもらい、共感し応援してくれる人を増やすために、販売モデルを拡充と、領域の拡大に挑戦していきます。現在は、ミズノ社のWAVE RIDER 26、WAVE RIDER 27を取り扱っていますが、取り扱いモデルを拡大することで今よりも多くの人がシューズを買うきっかけになると考えています。また、これまでランニングシューズを取り扱ってきましたが、「サッカーシューズ」の取り扱いにも試験的に着手します。

清水:私はサッカーをずっとやってきたこともあり、ミズノ社では10年間サッカーシューズの開発にも携わってきました。そんな自分だからこそサッカーシューズ領域に関わることの意義を感じています。

サッカーは、横動きといったランニングとはまた違った動きがあったり、ピタッと履くようなシューズだったりします。サッカーをされている方にはおそらく左右差の違和感や課題を感じている方が多いのではないかと考えています。

課題を感じている方々にとって、解決に繋がる取り組みをDIFF.が行っていきたいと今準備しているところです。

実は、すでに静岡県にあるサッカーチームにお邪魔して、足型計測とヒアリングを実施しています。

最後に

今回はDIFF.1周年の節目で、代表清水と一緒に1年を振り返ってきました。1年を振り返ってみると、そこにはDIFF.の取り組みに関心を寄せてくださる皆さんや、新しい当たり前を作ろうとする小売店や企業の方々がいました。

これからも皆さんと共にシューズ販売の当たり前の常識を超えていきます。今後の取り組みもぜひ楽しみにしていてください。

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ご協力のお願い

今後本格的に取り扱い開始を目指すにあたり、どのようなメーカー・ブランドのシューズをご提供すべきか、社内で検討しております。よろしければ、皆様にとって「どのようなサッカーシューズが片足購買できると嬉しいか」について回答をいただけますと幸いです。

【ヒアリングフォーム】
https://forms.gle/zhPR8L7HmrBi7iMTA

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