今回は、スフィーダ世田谷FCでプレーするサッカー選手・樫本 芹菜さんに取材を行いました。
現在、樫本さんは足のサイズの左右差を抱えながらプレーしています。足の左右差に気づいたきっかけ、左右別サイズのスパイクを履いてみた実感についてお話を伺いました。
樫本 芹菜さん
サッカー選手。1993年、広島県生まれ。藤枝順心高校(静岡)では主将を務め、在学中は世代別代表に選出。U-17ワールドカップ準優勝メンバー。 高校卒業後は渡米し、大学でスポーツを多角的に学ぶ。ブンデス(ドイツ)でのシーズンを挟み、帰国後はマイナビベガルタ仙台レディースに加入。 現在は、スフィーダ世田谷FCに所属。社会と人間、人とフットボールについて探求中。
–足の左右差に気づいたきっかけを教えてください。
普段靴を履いているだけでは、左右差を気にすることはありませんでした。
足に合うサッカースパイクを探しはじめた頃、左右の足の感覚に合うものがなかなか見つからなくて苦労しました。
左右差を感じてはいたものの、市販のものは左右同じサイズでしか購入できないので、大きいサイズの方の足に合わせて購入していました。サッカー選手にとって体の一部とも言えるスパイクですが、今思えば妥協して選んでいたということになりますね。
足にフィットするスパイクを見つけても、モデルチェンジや廃盤のタイミングがあり、その都度改めて別のスパイクを探さないといけないというところでも苦労します。以前は友人と情報交換したり店員さんに聞いたりしていました。
–左右別サイズのスパイクを履き始めた経緯を教えてください。
ある時から左足の親指の爪が内出血をするようになりました。サイズが合っていないシューズの中で足と靴との間に空間が生まれ、その中で足が動くことで足先が当たってしまっていたことが原因だったと思います。気になってはいましたが、(足のサイズに左右差がある自分にとっては)仕方ないことだと言い聞かせていました。
その後、左足の前十字靱帯を断裂する怪我を患いました。手術をしない道を選び、あらゆる角度から復帰方法を模索する中で、足の左右差と合わないスパイクを履き続けていることにも原因があるのではないかと考えました。
そこで株式会社DIFF.代表の清水さんと知り合う機会があり、左右別でスパイクを履くという方法があるんだと知りました。今までは左右で同じサイズのスパイクを履くしかないと思っていたので、選択肢にもなかったアイデアでした。
–左右別サイズのスパイクを履いてみて、いかがですか。
まず、しっかりと両足にフィットする感触があります。スピードを伴う重心移動運動が多いプレースタイルなんですが、靴の中で足が動く感覚もなくなりました。足と靴が一体になって動いている感触に近いです。
本音を言えば、「こんな手段があったなら、もっと早く試したかった」という気持ちです。これまで細かく調整していたことの多くが、左右別サイズのスパイクを履けるだけで解決しました。
今後、復帰に向けて準備する中で左右別サイズのスパイクを日々愛用していこうと思います。自分の可能性を最大限引き出してくれる大事なアイテムになると感じています。
今回は、スフィーダ世田谷FCでプレーするサッカー選手・樫本 芹菜さんに取材を行いました。
現在、樫本さんは足のサイズの左右差を抱えながらプレーしています。足の左右差に気づいたきっかけ、左右別サイズのスパイクを履いてみた実感についてお話を伺いました。
左右別サイズのスパイク、ランニングシューズをお探しの方がいれば、ぜひ一度販売サイトをご覧ください。
・購入サイト
https://store.diff-shoe.com/
・X
https://twitter.com/DIFFShoe
・スフィーダFC
http://www.sfida.or.jp/
※サムネイル画像はスフィーダ世田谷FCから提供いただいた画像を使用しています。